東亞寫眞タイムズ

Mature beauty

私が30才くらいの時のことです。仕事で取引先を訪問。用件を済ませ、帰ろうしたら、年輩の女性事務員に呼び止められました。「おたくの〇〇さんに部品を頼まれたから持って帰って」と。部品は倉庫の棚の高いところにあるので自分で取って欲しいとのこと。 案内されたところは木造のレトロな建屋。誰もいません。

棚に付いてる梯子を登り、部品を持って降りてきたら、女性事務員が微笑んでいます。おそらく当時50はとうに過ぎていました。ヘアは染めておらず、シルバーでしたが、小顔で酒井和歌子さんの目を少し細くした感じ。スレンダーで背丈もそこそこあり、なかなかの美人。何かがプツンとはじけ、気がついたら抱きしめていました。

 

「こんなとこじゃダメ」といいつつ、ディープキッス。「下着が汚れるから」と弱い抵抗。目はうっとり。 私は調子に乗り、タイトスカートのファスナーに手をかけようと・・・そこで我に返り、あわてて離れました。相手も「いやだぁ、恥ずかしい!」と顔を押さえ、服装を直しながら先に出て行きました。

 

それからしばらく経ったある日、その会社を訪れると彼女は辞めていました。母親の介護を理由に退職したのだそうです。私に書類を返しておいてくれと大封筒を後任者から受け取りました。中身はどうってことない仕様書でしたが、可愛いデザインの小さい封筒が入っていました。開けるとB5の便箋に「ありがとう。本当に短い時間だったけど、自分が女だったことを思い出せてうれしかった」と。 その女性、同じ職場に勤めていたご主人を40代初めに亡くされ、子も無く、再婚もせずだったそうです。その後はどうしておられるのか。どうかお元気でと願っております。

もう時効だから書きましたが、女性の魅力に年齢はまったく関係ないと、その時に気づいたのです。

 

 

 




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