東亞寫眞タイムズ

アカシアの雨

小学生の頃流行った歌といえば、西田佐知子さんの「アカシアの雨がやむとき」。覚えやすい歌でした。

ただ、歌詞の意味はさすがに小学生には理解不能でありました。当時通っていた小学校は小さな川の横にありまして、そこは正確に言うと川の下・・・天井川という地形にて川床が運動場より上にありました。堤防にはニセアカシアがずらっと植わってて、何となく異国情緒を感じたものです。放っておいても早く育つので、洪水の後の補修時に再び堤防が崩れるのを防ぐために植えられたと聞いていました。

なお、日本でアカシアと呼んでいる樹木はニセアカシアです。「アカシアの雨がやむとき」のアカシアもニセアカシアだそうです。

 

そのニセアカシアが雨に打たれているのを見て、小学生が直観的に「アカシアの雨」の意味を理解したのです。

上手く表現できないけど、「ああ、そういうことか」と。その時感じたことは数十年経た今も変わっていません。

 

雨空と濡れた葉っぱ。陰鬱な気分。恋を失った女の心情がひしひしと伝わってまいります。私が死んだら、あの人は悲しんでくれるのか? 切ないですね。これを西田佐知子さんのセクシーな声とアンニュイな歌い方で・・・・小学生もシビれました。

愛称は「さっちん」。小顔でスレンダー、長身の彼女はアパレルや資生堂のCMにも起用された美女です。

 

しかし、さっちんの歌唱力もさることながら、曲のアレンジが秀逸です。特にイントロは胸に迫るものが。

         作詞:水木かおる、作曲:藤原秀行、唄:西田佐知子
アカシアの雨にうたれて
このまま死んでしまいたい
夜が明ける 日がのぼる
朝の光のその中で
冷たくなったわたしを見つけて
あの人は
涙を流してくれるでしょうか

 




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